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スイスとパリ旅行記-そもそも編

6月15日〜27日まで、オープン以来初めての長期休暇を頂いて、
スイスとパリに研修旅行に行ってきました。

「研修」と言っても今回の旅の一番の目的は、
スイスの知人に会いに行くことでした。

そもそも、その方はセサンパをオープンして1か月目に
フラッと入って来られたスイス人で当時76歳。
朗らかでユーモアのある紳士です。

ディナーを楽しんで帰られた翌日も、そして何と、その翌日も、またその翌日も…
京都を離れるまでの4日間、毎晩連続でディナーにお越し下さったのでした。

同じお料理を出さないように、とシェフ奮闘の結果、
毎晩とても喜んで下さいました。

最後の夜、「次は君達がスイスに来てくれ」と仰った紳士に
再会を約束してお別れしました。

ただ、フラッとスイスまで会いに…という訳にもいかず、月日は流れ、
昨年2014年10月、「また京都に行くからディナーを予約したい」
とメールを頂き、4年半ぶりの再来店。

80才になった彼は、相変わらず明るく朗らかで、
「君たちはいつスイスに来るんだ? 私はもう日本には来られないかもしれないから、
今回はその計画を詰めに来たんだよ。」とのこと。

2回も京都の小さなレストランにわざわざ足を運んで下さった彼の言葉に、
私たちもグイグイとその気になってしまいました。

そして、紳士が初めて店に来た日のことをシェフが話した時のことです。
「私たちがレストランをオープンしたのは3月16日、あなたが来たのは約1ヶ月目のことでした。」

それを聞いた彼は
「えっ? 3月16日は私の81歳の誕生日だよ。」

偶然と言うのは時々すごい勢いで背中を押してくれるものですが、
何だかとっても運命的な出会いを感じてしまった私たちは、
「これはもう、行かねばなるまい!」
という訳で、6月15日、彼が暮らすスイスへ旅立ったのでした。

 

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